2018年 02月 13日
喫茶店の原点
私にとっての喫茶店の原点(何度も書いてますね)、学芸大学の「平均律」が載っているのがうれしい。
そして、この記事で平均律のマスターが昨年亡くなられたことを知りました。
おいくつだったんだろう。
裏原宿にお店があったころ、二十歳そこそこだった私が少し背伸びしながら通っていたことを思うと、
本当に切なくなるなぁ。
けっして私語禁止とかの気むずかしいお店ではなかったけれど、
バロック音楽のアナログ盤が流れていて、
うるさいお客さんにはあまり会ったことがありません。
一度だけ、カウンターで大きな声で話しこんでいる若い男性二人組がいて、
満席だから覗いては帰っていくお客さんがいたりしたときに、
「今度お客さんが来たら協力してな」とその二人組にマスターが言ったことがあったっけ。
今年こそまた平均律に行こうと思いながら、行かないまま何年も経ってしまいました。
思ったときに行動しないと、状況はどんどん変わっちゃうのですよね。
写真に一緒に写っているカップは、
裏原宿のお店をいったん閉めることになった時に譲っていただいたもの。
たまにだけれど、大切に使っています。
他にも青山の「蔦」、お茶の水の「穂高」などみんな健在。
喫茶店、しっかり根付いていてすごいです。
キンシオさんの独特のイラストとともに紹介されているのも、
そんな喫茶店の世界です。
よかったら、ご覧くださいませ。
by mimi-cafe
| 2018-02-13 18:50
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