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目黒のさんま

たまに、興味のある街の時に観る「アド街ック天国」という番組。
今夜は目黒(大鳥神社)でした。
この番組でいつも思うのは、BGMを選んでいる人の音楽好き度合いがかなり高いのではないかなということ。
幅広くたくさんの音楽を知っている音楽オタクのような人なのかなぁ・・・わかる人にはわかる曲選びはちゃんとその時の内容とフィットしているんです。
目黒さんま祭りではU字溝を利用してさんまを焼くそうですが、その煙モクモクの映像のバックではDeep Purpleの「Burn(紫の煙)」、そして「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。
〇〇コレクションの時のパティ・オースティンの「Kiss]をはじめとして全体的にはソウルがよく選ばれていますので、本編そっちのけで「この曲はなんだっけ?」「タイトルが〇〇だからここでかかったんだね」とか、番組の趣旨から外れたポイントで観ている私たちも私たちですね。

それはそれとして、目黒といえば大学のころよく行った場所(学校が目黒・品川の間くらいにあったため)、そして大好きな家具屋さん通りがある場所。
同じ通り沿いと言っても、インテリアショップ同士が適度に離れているので、ここで家具探しをするとなるとかなりのウォーキングになります。
わがやでは、チーク材のカップボードと天童木工のダイニングテーブルが目黒からやってきました。
カップボードは、夏のとんでもなく暑い日にこれ以上歩いても気に入ったのがなかったら諦めようと思った矢先に見つけたもの。
本来なら2段になっている棚の下半分だけが半端品で売られていたらしく、探していた大きさにぴったり。
ダイニングテーブルは、無垢のものを探していたけれど「値段が高い」「脚の部分に大きな金具がついていたりしてかっこ悪い」などやはりなかなかこれというものに出会えなかったので、予算を上回るものにしてしまおうか・・・と心が動きかけていた時に見つけたもの。
先に売り場に行っていた夫が、他の人が近寄りがたいくらいの雰囲気でその前に陣取っていました。
無垢ではなく、プライウッドという加工された曲げ木のテーブル。
作家ものに疎い私たちはすっきりしたデザインと予算に合った値段(天板に少々傷があったので安かった)にひかれて決めたのですが、
あとで聞くと家具デザイナーの水之江忠臣デザインのテーブルだそうです。
憧れの前川國男邸にも水之江さんデザインの椅子が置かれているので、好きなテイストはどこかつながっているんだなぁと思いました。

どちらの時も本当によく歩きました。
来月にはこの通りでセールが行われるそうで、もう必要な家具もないのに見に行きたくなってしまいました。

目黒のさんま_e0223371_23673.jpg夜買い物から帰ると庭に白い影が。
真っ暗でしたが、目だけが光っていたのであたりをつけてシャッターを切ったら「デカイ子」でした。
Commented by ぽんかん at 2012-09-17 08:54 x
目からビームが!(笑)
最近我が家の近所でも夜、猫がうろうろしています^^
残暑厳しいですが少しずつ季節は移っているのですね
Commented by mimi-cafe at 2012-09-17 22:27
そうなんです。暗闇での猫の目ってすごいんですね。
こちらからは見えていないのがわかっているのか、珍しく逃げずにじっとしていましたよ。
by mimi-cafe | 2012-09-15 23:15 | 雑感 | Comments(2)

毎日ねこ、時々本と音楽と庭と店…日々のあれこれを綴ります


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