2011年 08月 31日
浜辺の茶屋
『奇跡のカフェ 沖縄「浜辺の茶屋」物語』(小林ゆうこ著 河出書房新社刊)
これは、2年ほど前いよいよこれから設計打ち合わせに入る、形にしていく、
というころに出会って読んだ本です。
沖縄県南部・南城市の岬にあるカフェ。
土木設計のコンサルタント会社を経営していたご主人は、基礎工事に妥協せずお金をかけたため、
大工さんを雇う資金が無くなり、結局夫婦二人で建ててしまったというすごい人たちです。
しかも、お店があるのは海の目の前の岬。
大きな台風が来たら飛ばされてしまうかもしれない。
でも、「飛ばされたらまた建てればいい」というたくましさ。
自分たちで建てたからこそ言えるのかもしれません。
私たちのますいいさんに助けられながらのセルフビルドなんて、セルフビルドのうちに入らないなぁと
ちょっと恥ずかしいような気持ちにも。
周囲の人たちは「こんな田舎にはお客は来ない」と変人扱い。
実際、半年間お客さんが来なかったとのこと。
それでも、自分が作る空間に共感してくれる人は必ずいるという信念で続けたそうです。
いまや、1日200人の人が訪れるまさに「奇跡のカフェ」。
最初に読んだ時にはこの方たちのたくましさ、信念があるうえでのプラス思考などにとても励まされたものですが、
今読むと、さまざまな困難や問題を経験してきているのだなぁということにあらためて気づきます。
ジェットコースターのような日々に一喜一憂するのではなく、自分たちなりの信念を失わずに、
マイペースでやっていこう、などといまさらながら考えました。
これは、2年ほど前いよいよこれから設計打ち合わせに入る、形にしていく、
というころに出会って読んだ本です。
沖縄県南部・南城市の岬にあるカフェ。
土木設計のコンサルタント会社を経営していたご主人は、基礎工事に妥協せずお金をかけたため、
大工さんを雇う資金が無くなり、結局夫婦二人で建ててしまったというすごい人たちです。
しかも、お店があるのは海の目の前の岬。
大きな台風が来たら飛ばされてしまうかもしれない。
でも、「飛ばされたらまた建てればいい」というたくましさ。
自分たちで建てたからこそ言えるのかもしれません。
私たちのますいいさんに助けられながらのセルフビルドなんて、セルフビルドのうちに入らないなぁと
ちょっと恥ずかしいような気持ちにも。
周囲の人たちは「こんな田舎にはお客は来ない」と変人扱い。
実際、半年間お客さんが来なかったとのこと。
それでも、自分が作る空間に共感してくれる人は必ずいるという信念で続けたそうです。
いまや、1日200人の人が訪れるまさに「奇跡のカフェ」。
最初に読んだ時にはこの方たちのたくましさ、信念があるうえでのプラス思考などにとても励まされたものですが、
今読むと、さまざまな困難や問題を経験してきているのだなぁということにあらためて気づきます。
ジェットコースターのような日々に一喜一憂するのではなく、自分たちなりの信念を失わずに、
マイペースでやっていこう、などといまさらながら考えました。
by mimi-cafe
| 2011-08-31 20:40
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