2017年 03月 31日
床上15cmの思い出
私の学生時代、制服のスカートは長いのが流行りでした。
おとなびた子とかちょっとだけワルイ子はみんなスカートを長くしていたものです。
なので、通っていた高校の校則は「スカートは床上15cm以上の丈にすること」。
時々あった検査では、床上15cmのところに線を引いた棒を持った先生が校門に立ち、
その線よりスカート丈が下にあったら「校則違反」というレッテルを貼られます。
それって、私のように身長の低いものにとっては不公平感をぬぐうことができないルール。
私はスカートを長くはしていなかったのに、確実に違反組に入れられてしまう!
というわけで、毎回その棒の横に立つ瞬間、少しだけ背伸びをすることで
検査をかわすという知恵(?)を使っていたわけです。
今考えると、それならうんと短いスカートにしてみたらどうだったのだろう?
長いのが当たり前の時には思いつきもしなかったけれど、
時代はいつからか制服のスカートはミニのほうがかわいい、という方向へ変わっていったのですから、
そういう抵抗の仕方のほうが面白かったじゃないか、とその頃の自分に対して思ったりもします。
なぜそんなことを書いたかと言うと、
先日北側の硝子戸のカーテンを外した件。
オープン6年が経って初めて、消防の立ち入り検査が入りまして、
カーテンは防炎加工のものじゃないとダメと言われました。
防炎加工を証明するラベルがついていることが決まりなんだとか。
カーテン屋さんで見てみましたが、分厚くてあんまり使いたい感じじゃありません。
市販の防炎スプレーで加工しても、それではラベルがないからNG。
防炎加工の布を切り売りで買ってきて自分で縫っても、ラベルがないからダメ。
それなら、撤去してしまえ、ということになって、とりあえず外しました。
夏になるとこちらから西日が入りますので、
それまでには何か対処法を考えたいと思います。
他にも、いくつかの指摘を受けて対処しましたが、
こういうことにはつきものの「?」感が残っているのが本音。
まあ仕方ないさ、大人になりなさい、っていうところですかね。
by mimi-cafe
| 2017-03-31 20:00
| 雑感
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