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心に残る1曲

日高の家で、壁ができるほどあったレコードも現在はレコード用の箱2つに収まる分のみ。
それももっと整理していかないとなぁと話していますが、
これは売ることはないだろうという1枚。
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Benard Ighner(ベナード・アイグナー)のLITTLE DREAMER(1978年)

アルバムの最後に収録されている「Everything must change」(ベナード・アイグナー作詞作曲)は、
たくさんのミュージシャンにカバーされている名曲です。
うちにもいろいろな人のヴァージョンがあってそれぞれにすばらしいんですが、
私たちにとって一番胸に迫ってくるのはニーナ・シモンのボーカルとアレンジ。
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まずはドーンと落ちるところまで落ちるような気持ちになるのですが、
サビの部分でふっと心が軽くなって、
さらにエンディングに向かってボーカルが力強くなってマイナーコードではなく終わるところが、
希望や光を感じさせてくれる、感動的なアレンジです。
音楽を聴くときはメロディとリズム優先であることは以前も書きましたが、
英語がわからなくても詞の内容が心に響いてくるような気がします。
ちなみに詞の内容はこちら☆

このアルバムは日本で作られたもので、そのライナーを読むと、
ベナード・アイグナーという人がダニー・ハサウェイの好敵手として
大物になるだろうと期待されていたことがわかります。
実際、マリーナ・ショウの名盤「Who is this bitch, anyway?」に4曲も素晴らしい作品を書いていたり、
映画音楽にかかわったりと活躍もしていたのに、
結局はあまり知名度も上がらないまま時は流れてしまったようです。

世間的に評価される人とそうでない人の分かれ目は何なのでしょうか……
有名になることが本人にとっていいことなのかどうかもわかりませんけれど、
すてきな作品は埋もれないでいてほしいものだなぁと思います。
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***こつぶろぐ***

やりたい放題の休日
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by mimi-cafe | 2017-02-27 20:18 | 音楽 | Comments(0)

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