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いつも言葉で引っ張ってくれた方

コラムニストの天野祐吉さんがお亡くなりになったニュースは、とても大きなショックでした。
80歳・・・父とほぼ同世代。
スクラップブックにもかなり昔の天野さんの文章が残っています。
大学4年の就職試験では、天野さんのコラムを題材に小論文を書いたことも。
いつも言葉で引っ張ってくれた方_e0223371_2215031.jpg自分の考え方や感じ方が世の中の多くのそれと違っている時は、「それで大丈夫」と応援してくれているような・・・
また、上手く表現できない思いをズバッとかゆい所に手が届くような言葉で文章にしてくれて、
「そう、そういうふうに言いたかったんだよなぁ」とすっきりさせてもらったり・・・
全く思いもよらなかったようなものの見方を教えてくれたり・・・
コラムというコンパクトな文章の中に、鋭い内容を必ずユーモアを交えて表現することのできる貴重な存在だったのではないかな、と勝手に思っています。

権力に媚びず、群れに流されることもない、私にとっては「こんな大人がいてくれてよかったなぁ」という存在。
お亡くなりになったこと、本当に残念ですが、天野さんの言葉からいただいたものはずっと残って、これからも活力になっていくはずだと思います。
by mimi-cafe | 2013-10-21 22:46 | 雑感 | Comments(0)

毎日ねこ、時々本と音楽と庭と店…日々のあれこれを綴ります


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