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くつやのマルチン

本棚の児童書は現在クリスマス・ヴァージョンになっていますが、これは季節関係なくいつも置いてある本です。
くつやのマルチン_e0223371_1939949.jpgくつやのマルチン トルストイの民話より」(絵・バーナデット、訳・ささきたづこ、西村書店)
トルストイと言うと難しそうに感じるかもしれませんが、子供向けの民話ですのでとても読みやすく、
イギリスを代表する女流絵本作家バーナデット・ワッツの絵もすてきです。

くつやのマルチンは窓がひとつしかない小さな部屋に住んでいて、その窓からは道を歩く人の足だけが見える、ということですので、半地下のようなところなのでしょう。
一日中靴を直す仕事をし、夜にはランプの灯で聖書を読む。
暖炉にはスープの鍋。
けっして恵まれた暮らしではないマルチンから、とても豊かなものを与えてもらえるお話です。
暖炉で煮込まれたキャベツのスープ……多分具はキャベツしか入っていないのでしょうけれど、
食べたらさぞかしあったまるだろうなぁと想像が膨らみます。
寒い冬のお話。
でも、心がぽかぽかになりますよ!
Commented by nyaa-o at 2011-12-06 21:29 x
今日、小学校の役員会の研修事業でクリスマスリース作りをして来ました。講師も呼ばず、見本もなしの世界に一つだけのリース。¥100ショップで材料が揃ってしまう…(笑)なかなかの出来に満足してます。
Commented by mimi-cafe at 2011-12-07 09:36
素敵なリースになったみたいですね。
それにしても、小学校の役員会っていろいろなことをするのですね。
by mimi-cafe | 2011-12-06 20:29 | 本棚 | Comments(2)

毎日ねこ、時々本と音楽と庭と店…日々のあれこれを綴ります


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