2011年 12月 06日
くつやのマルチン
本棚の児童書は現在クリスマス・ヴァージョンになっていますが、これは季節関係なくいつも置いてある本です。
「くつやのマルチン トルストイの民話より」(絵・バーナデット、訳・ささきたづこ、西村書店)
トルストイと言うと難しそうに感じるかもしれませんが、子供向けの民話ですのでとても読みやすく、
イギリスを代表する女流絵本作家バーナデット・ワッツの絵もすてきです。
くつやのマルチンは窓がひとつしかない小さな部屋に住んでいて、その窓からは道を歩く人の足だけが見える、ということですので、半地下のようなところなのでしょう。
一日中靴を直す仕事をし、夜にはランプの灯で聖書を読む。
暖炉にはスープの鍋。
けっして恵まれた暮らしではないマルチンから、とても豊かなものを与えてもらえるお話です。
暖炉で煮込まれたキャベツのスープ……多分具はキャベツしか入っていないのでしょうけれど、
食べたらさぞかしあったまるだろうなぁと想像が膨らみます。
寒い冬のお話。
でも、心がぽかぽかになりますよ!
「くつやのマルチン トルストイの民話より」(絵・バーナデット、訳・ささきたづこ、西村書店)
トルストイと言うと難しそうに感じるかもしれませんが、子供向けの民話ですのでとても読みやすく、
イギリスを代表する女流絵本作家バーナデット・ワッツの絵もすてきです。
くつやのマルチンは窓がひとつしかない小さな部屋に住んでいて、その窓からは道を歩く人の足だけが見える、ということですので、半地下のようなところなのでしょう。
一日中靴を直す仕事をし、夜にはランプの灯で聖書を読む。
暖炉にはスープの鍋。
けっして恵まれた暮らしではないマルチンから、とても豊かなものを与えてもらえるお話です。
暖炉で煮込まれたキャベツのスープ……多分具はキャベツしか入っていないのでしょうけれど、
食べたらさぞかしあったまるだろうなぁと想像が膨らみます。
寒い冬のお話。
でも、心がぽかぽかになりますよ!
by mimi-cafe
| 2011-12-06 20:29
| 本棚
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