2011年 03月 10日
スピーカーあれこれ
30年ほどまえに夫が購入し、自宅でサブスピーカーとして使ってきました。
アメリカなどではスタジオのモニター・スピーカーとしても使われていた優れものだそうです。
このコンパクトでノスタルジックな外観が、お店の雰囲気にぴったり合うように思います。
現代の広い音域を拾ってくれるスピーカーに比べると、音質がいまいちとか評価はいろいろあるようです。
でも、このアナログのあたたかい音は捨てがたいのです。
夫は店内のセルフ作業をするときなど、これで昔のブルースやラグタイム、またジャンゴ・ラインハルト系のジプシーなんかよく聴いていますが、とてもよい雰囲気を醸し出しているそうです。
ちなみに2Fの自宅では、1970年に発売されたダイヤトーンDS-251。
数年前に、リサイクルショップの片隅で埃をかぶっていたものですが、新品同様です。
夫いわく、「木製キャビネットに、サランネットは哀愁の茶柄。これもほんと好きな音です」。
ここに越してくるにあたって持ち物整理をした際、スピーカーで二人の最終選択に残ったのが不思議にも値段も安く、また古い30年40年前のスピーカーたち。
この小さなスピーカーから流れる音は時空を越え、タイムトリップさせてくれます。
by mimi-cafe
| 2011-03-10 19:48
| 古いもの
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